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春がオススメなその訳は? |
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■ ダイビングを始めるには自宅学習から・・・
ダイビングライセンスを取得するとなったら、すぐに海へGO!!と考えているお客様が多くいらっしゃいます。ダイビングをスタートするにはまず知識の整備が必要になります。今までに経験したことのない世界に行くわけですから、水中環境の知識、身体への影響、起こりうるトラブルについてなどしっかり予習することが大切です。
「勉強からか・・・」と急に敷居が高く感じるかもしれませんがご安心ください。初級ダイビング講習は10歳から受講できるプログラムですので、それほど難しい内容ではありません。 |
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■ 春にはじめて初夏には海へ・・・
例えば4月にコースへ申し込みをした場合は
1.仕事の合間や自宅で時間が空いた時にテキストやオンラインで自習
2.4月中旬から下旬に学科講習を受講
3.5月上旬から中旬にプール講習を受講
4.5月中旬から6月上旬に海洋講習を受講
このようなスケジュールで進めていくと身体の負担も少なくしっかりダイビングの練習が可能です。もちろん連日の講習も可能ですので体力に自信のある方は4月や5月でいっきに受講いただくことも可能です。
■ 天気や海洋状況がスケジュールに影響するダイビング・・・
上でご説明したスケジュールは全ての予約が問題なく遂行できた場合のパターンになります。ダイビングは海で行うスポーツですので、ゴルフやサーフィン、登山同様天候によっては実施できないことがあります。上記のスケジュールのように初夏のシーズンは梅雨の影響、夏になれば台風の影響も考えられます。受講するスケジュールにはぜひ余裕を持った計画をお勧めいたします。
雨男、雨女という言葉がありますが、中には春に受講を申込されて、天候やお仕事の都合で秋口に終了できたというお客様も過去にはいらっしゃいました。 |
■ 早くライセンスを取っておけば夏を満喫できる!
上でご紹介したように5月から6月の時期に講習を修了していれば、本格的に暑くなる7月や8月にダイビングを目いっぱい楽しむことができます。もちろん初級講習を夏に受講する場合でも水中世界を楽しむことは可能ですがトレーニングを受けながらと自由に楽しむのとでは感動や気持ちよさも段違いです。
夏にスタートして、初級講習が終わる頃には夏も終わり次のダイビングは翌年に・・・という方も少なくありません。そうするとせっかく覚えたテクニックや知識も忘れてしまい、また一から復習し直しといった悪循環になることもあります。 |
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どれぐらいの頻度で潜りたい、この期間で取得したい、ここまでに取得して旅行に行きたいなど
様々なお客様のスタイルに合うように自由日程でスケジュールできますのでお気軽にご相談ください。 |
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ダイビングスクールに何を求めますか? |
■ 何はともあれ費用はどれくらい?
費用がどれくらいかかるのか、何か新しいことを始めるとき重要なポイントですよね。私たちインストラクターもカルチャースクールなどに通うとなれば費用はどれくらいか、どこが安くて、ここが高くて、費用に何が含まれているのか、価格に見合っているのかと考えます。
一般的なスポーツと比べてスキューバダイビングにはお金がかかります。講習を実施するのにもたくさんの経費がかかり、安全に実施するための準備、海を管理する各自治体への協力の要請など様々です。表示価格があまりにも安い場合、何かしらの経費削減を行っているはずです。講習に必要なプールなどの施設利用費を省く、シリンダー(タンク)の利用本数を少なくするため使いかけのもので潜らせる、そもそも表示価格以外に何かしらの費用が掛かるなど様々あると思います。
表示価格に何が含まれているのか、どのような場所でどのような講習をするのか、しっかり確認することをお勧めいたします。
それでもとにかく安く!という方はそういったお店やリゾート地での受講がお勧めです。 |
■ 受講の合計日数は何日?
次に重要なのは何日間で取得できるのかというところではないでしょうか。最初に受講できるコースは学科講習、プール講習、海洋講習の分野に分かれPADIでは推奨時間31時間としています。県内でも3日〜4日とスクールごとに取得までの日数が異なります。これは、スクールごとに講習実施の理念に違いがあるためです。例えば当店の場合プール講習は約3時間×2回実施しますが、1回で終了するスクールもあります。上でお話しした経費の問題で1回のスクールもあれば、2回実施するものの1〜2時間でさっと終わるなど様々です。 |
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当店では基礎のトレーニングをするプール講習が最も重要と考えています。例えばゴルフを始めるのに練習場でまったくできない人が、コースへ出てちゃんとプレーできるでしょうか。プールでストレスなく、繰り返しできていれば、次のステップの海洋講習でも安定したダイビングが行えます。
2日以内になど、短い時間で取得したいというお客様へは他店の初級コースをお勧めしております。 |
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■ お店の雰囲気は?インストラクターの態度は?
どんなに費用が安くても、講習の内容がよくても、雰囲気が自分に合わなければ通いずらいですよね。インストラクターの態度、集まるお客様の年代、お店の雰囲気もスクールごとに様々です。
例えば、サークルの様に若い層ばかりであったり、その逆に年配の層ばかりだったり、どちらも逆の年代の方は入りずらいですよね。例えば私がカルチャースクールに行って講師の方に突然あだ名で呼ばれたりしたら「えっ!?」と思ってしまいます。しかしそのほうが親しみが感じられて良いと思う方もいらっしゃるかもしれません。
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スクールの雰囲気を見るには直接お店に足を運ぶのが一番いいと思いますが、行きづらい場合にはスクールが運営しているSNSやブログをチェックしてみるとそれぞれのスクールの雰囲気がわかるかもしれません。 |
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提供するコースは同じでも達成レベルの判断、運営方法はそれぞれ? |
■ スクールで異なる達成度合い・・・
例えばサッカーのリフティングはどうでしょうか。2、3回できるからリフティングできるよ、という人もいるかもしれません。しかしもっと上手に、何回もできる人からすればそれはリフティングではないと言うかもしれません。
PADIのコースは全世界で統一され、大学などの教育機関でも認められているプログラムです。なので世界中どこに行っても言語は違えど同じ内容のトレーニングを受けることができます。しかし、達成度には決まりがありません。つまりスクールの経営方針で講習時間を短縮するために早く切り上げてしまったり、インストラクターの経験によって“とりあえずできた”のレベルで認定されてしまうことも起こりえます。 |
何より問題なのはどの達成レベルで認定されても取得後は世界中で一人前のダイバーとして対応されてしまうことです。日本の場合はお国柄的にどんな教育機関でもお客様として扱われることが多いですが、海外では認定されている人=ダイビングができる(自己管理できる)人と対応され、自分のダイビングは自分自身で管理してくださいと言われてしまうことがあります。ここで深く考えずに身の丈に合わないダイビングをしてしまい事故やトラブルにあってしまうダイバーも少なくありません。
PADIのお店だから安心?長い年数やっているから安心?5つ星?3つ星?長く楽しむために大事なのはどんな講習をしてくれるのかではないでしょうか。ホームページなどにコースの特徴など表示していない場合は、実施する講習にも信念がないのかも?しれません。 |
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■ 講習を実施する場所も様々?
PADIの指導要項でプール講習のことを限定水域講習と呼びます。限定水域というのは限りなくプールに近い海や湖などを表します。なのでプールではなく波打ち際の浅いところや池でも問題はありません。
しかしどうでしょう。ダイビングトレーニングに特化した設計のプールと波打ち際ではどちらが安定してトレーニングができるでしょうか。また、指導要項上ではプールの深さも足の着く浅い場所と足のつかない深い場所でのトレーニングが必須になります。 |
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一般的なプールの深さは1,3〜1,5mですので浅い場所の規定は満たしています。深い場所については足が付かない場所ですので身長によっては1,5mも2mも規定は満たしていますね。カームでは3mの深さのあるダイビング専用プールで講習を実施していますが、世の中には池や湖、浅いプールでのみ実施するPADIスクールもあります。環境上都合がつかない地域の場合には仕方がないことだと思いますが、経費や運営の都合でそういった場所で講習を提供しているのであればダイバーのことを考えて運営しているスクールとは思えません。
以上のことからどんな講習の進め方なのかも詳しく確認することをお勧めいたします。 |
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スキューバダイビングは誰でもチャレンジできるスポーツですが、一歩間違えば命が危険にさらされることもあるスポーツです。講習では簡単に終わらせてはいけない大事なスキルもたくさんあります。
申し込み後、取得後に後悔しないように、スキューバダイビングが嫌いになってしまわないように是非スクールごとの違いをご確認ください。
ショップ選びや講習のスケジュールなどお気軽にご相談ください。 |
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